Act.32
セナの家に遊びに来たゴン達だったが、ワインを飲んでしまったセナは、いまスゴイ事になっている…。
それは何故かというと……。
「はははははー!!くらえっ、せーぎのてっつい!!」
クロロにアッパーカットをかます。
クロロは見事に壁に飛んでいった。
イルミは心の中でテンカウントをとった。
そう!そうです!そうなんです!
セナが酔っているのです!!
そして色んな人に絡んでいます。
どうやら、次の標的が決まった模様です。
「おい、ヒソカ!」
「な、なんだい?セナ」
「どーして、おめーは、そう変な服の趣味なんだぁ?」
周りにいた、5人は、セナのツッコミポイントに笑いが止まらない。
そしてヒソカに、ケイの毒舌よりも大ダメージを与え、(それはそれは・・・言葉にも出来ないお言葉でした…)次の標的を探す。
5人はセナと眼を合わせないように、後ろを向いた。
が、それは逆効果でしかなく、セナの行動をより激しくするものに過ぎなかった。
レオリオが宥めようとして、セナの背後に立って方に手を置く。
「あ、おい、落ち着けよ。セナ」
「あーん?お前、俺様に指図すんじゃねーー!!」
「ヘブシッッ!!!!!!」
見事にレオリオの顔に裏拳がクリーンヒット。
レオレオの顔が、ハンター試験でヒソカに殴られた時のようになった。
可哀想に…折角治っていたのに…。
まだ犠牲になっていない、四人がレオリオを哀れみの目で見ていた。
さようなら、レオリオ、キミの勇姿は忘れない・・・。
現在の犠牲者――3人。
最初に殴られたクロロは床にダウン。(テンカウント済み。)
ネチネチとケイ以上の毒舌を吐かれ、床にのの字を書くヒソカ。(背中に何かが漂っている。)
セナを止めたことで、裏拳を食らってしまった、レオリオ。
残り四人。
どう生き残るかが、問題だ。
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加筆修正*09.2.10