※これは友達やっていたリレー小説なので、水平線で区切ってあります。最初は友達からです。
誰か誰かライターはいりませんか?………。
誰か誰か…………………。
あぁ、このライターが売れないと今月……私の弟や妹が…………あぁ、寒い寒い。ライターの火で…………。
キュン…………
一人の青年の胸が締め付けられました…。
その青年はある奴を呼び付けました。
ソイツの名前はヒソカ…。
彼も哀れな青年でした………。
青年はライターを全部買い占めろと言いました。
ちょうどそこに1人の青年が歩いてきました。
クロロです。
やぁ クロロが青年に声を掛けました。
青年は思わずクロロにライターを一つ買ってやってくれと頼みました。
青年の言葉にクロロは快く承諾しました。
クロロはライターを買おうと少女に向かって歩いて行きました。
少女の近くには明らかに怪しい人物がうろついていました。
クロロはどっか見覚えがある奴だなと思いました。
それもそのはずです。
だってだって………。
それはヒソカだったから……。
クロロは少し青ざめてしましました。
でも青年の為クロロはライターを買おうと少女に声を掛けました…。
少女は少しキョトンとしていました。
ですがいつもの通りに話ました。
おにぃさんライター買ってくれるの?
少し目を潤ませながら少女は聞きました。
クロロと遠くから聞いていた青年はその言動に少し心動かされました。
ゴトッ………
青年はヒソカにアイコンタクトしてさっさとライター買ってくるように促しました。
ヒソカはそう急かすなよ◆と口パクで青年に返し少女からライターを買おうとしていたクロロを押しのけて少女前に踊りでました。
ヒソカが躍り出るとクロロは何故か対抗意識を燃やし前にシャシャりでました。(え?)
手には薔薇を持っていたそうな…………。
薔薇を抱えたクロロと不思議な(変態的な)オーラを出したヒソカでどっちが先に買うか争っていると、後方からもう一人青年が現れました。
その青年は2人の前を素通りして行きました。
そして少女の前に立ちました。
この青年の名は……。
イルミです。
イルミはライター1つと短く少女に言いました。
少女はライターを渡し代金を受け取るとイルミはつりはとっといてと言って去っていきました。
まいどありー少女はイルミに向かって叫びました。
もちろんその顔はスマイル♪でした
そして横を見ました。
横では未だにクロロとヒソカ争っています。
少女はうんざりした顔をしました。
ですがすぐに笑顔を作り2人に話しかけました。
「おにぃさん達はライター買ってくれますかぁ?」
少し上目づかいにに聞いてみました。
ズッキューン
2人の硝子のハートは高鳴りました。
もっもちろんだよっと2人は激しく縦にかぶりを振りました。
少女はまたありがとぉごさいます。とほほ笑みました。
その笑顔に2人はすっかりメロメロ……。
遠目でそれを見ていた青年は少しばかり気に食わなそうな顔をしていました。
そして2人はどちらが先に買うかまた言い争いを始めました。
遠目で見ていた青年は…………。
まず最初に石を投げてみることにしました。
小さな小さな小石を2人向かって投げました。
それでも2人は止まりません。
次に青年はさっきより大きな石を投げてみました…。
それでも2人は止まりません。
それでも青年はめげずさっきより大分大きな石を投げました。
そうしたら………?
2人は何か上から大きな物が降ってくるのに気付きました。
慌てて2人は大きな石をよけました。
ちっと青年は悔しそうに舌打ちをしました。
何か良い方法はないものか…青年は考えます。
少し考えそして良い方法を思い付きました。
青年はその方法を実行するため準備に取り掛かりました。
その頃2人は今だ場所を変え争っていました。
少女はかなりうんざりしたような顔をしていました。
ふと目線を変えてみると見覚えのある少年2人(かな?)が歩いて来ました。
少女はライターを買ってくれるように少年に声を掛けました。
あのー……
少女は遠慮がちに話しかけます。
ライターを買って頂けませんか?
そう少女が言うと2人はとても素直な少年だったのでライターを買っていってくれました。
少女は2人を見送りながらなんて素直な少年なんだろう…っと感動していました。
そんなことを思いながら横目でうざったそうに今だ争っている2人をみました。
その少女は少し小悪魔のような笑みを見えないように浮かべ2人に見えるようにいきなり泣いてみました。
そんな時さっきライターを一つ買っていった青年、イルミがまたやってきました。
イルミは醜く争そっている2人に足音も立てずに近づいて来ました。
2人がイルミの存在に気付いた時には、2人の頭には針が刺さってソコから血がぴゅー
という可愛らしい音を立てて流れていました。
少女もあっけに取られているとイルミがツカツカと距離を縮めました。
「2人ともいい加減しなよ」
イルミが冷たく言い放ちます。
「ほら。何ボーっと突っ立てるの?さっさとライター買占めなよ…」
イルミのドスの効いた声と背景の黒さに2人は言われるままライターを買い占めました。
そして2人が買い占めて代金を払うとき……
「もちろん、お釣りはいらないんだよね?」
こんなことを言われてしまえばお釣りを受け取らないほかありません。
イルミは無事一部始終を見届けるとソソクサと帰っていきました。
ヒソカとクロロはげっそりした表情を浮かべ少女の顔はイルミへの感謝に満ち溢れ輝いていました。
イルミの姿が見えなくなった頃少女はげっそりとした2人を見ました。
そして2人の方を見て……「おにぃさん達もありがとうございましたぁ」と満面のスマイル0円の笑みを浮かべました。
少女の満面のスマイルを見て2人は帰って行きました。
そして少女もライターをすべて売り終わったので自宅へと帰って行きました。
終わり?
少女の帰った数十分後……
ヒュ〜………
「…………どうして誰もいないんだ……。」
重装備をした青年の声が虚しく木霊したそうな………。
やっ…やっと終わったよ……。
友達…お疲れ…。
また、童話シリーズやろうな。
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