うちの家系って………もしかしてそっち系?












ゲームコマンド 02











「ABAB右右左ッ!!」
「そっちがその気ならこうだよ。」
「ふっ、そんなこと計算済みさ!」



只今セナとイルミの二人による白熱した試合が行われております!


(あ、兄貴オレよりゲーム出来るんじゃね…?ということはなんだ、家の家系はみんなそっち系なのか!?
え、じゃぁカルトも!?あ、でもアイツがゲームやってるトコロなんてみたこともないし……。
じゃぁ、兄貴と豚くんだけだ。そうさ、オレは断じてゲーマーじゃない!!ただゲームが好きな青少年さ!!!)




キルアくん……最後の方暗示になってますよ?





「ふぅ…。」
「ちぇっ、時間切れで引き分けかー。」


「引き分け!?(オレはあんなにやっても勝てなかったのに…。)」



「やっぱ暫くやってないから腕落ちたかなぁ。」
「最近仕事忙しかったもんねぇ。」



「あ、キルアクッキー取ってv」





ちゅーっと出されたオレンジジュースを飲みながらいった。







「まさか、兄貴がこんなにゲームが出来るなんて……。」
「何言ってるんだいキル、上がはまってなかったら下には影響しないよ?」


直訳:イルミがゲーマーだからミルキもゲーマー。



(やっぱりそうなんだ!?)


さっき自己暗示したにも関わらず、驚くキルア。


「じゃぁ、ミルキのフィギュアもイルミの影響?」
「セナ、あれは違うよ。オレは断じて純粋だから。」
「へぇー。(純粋ってなんだ…?)」



その発言を聞いて心底安心したキルアだった。

いくら彼でも兄貴の理想像を壊したくないと見える――。



全くいい心がけだぜ、青少年☆












+ + +









「じゃぁ、後半戦いく?」
「そうだね。休憩したとこだし。…キルもする?」
「あ、そーだキルア。イルミとやりなよ!」

「え、でも……。」


「じゃぁ、キル。早くキャラ選んでね。」
「う、うん……。」







そんなこんなでゾル家の夜は更けていくのであった。(もう行き成り夜!?)





そしてセナはゾル家で(毒抜きの)夕食をご馳走になって、満足気に帰宅していったそうな……。
























 ◆END








=後書き=
別名兄弟ほのぼのばなし。

自分的にはイルミの「お年頃」発言が気にってますvv
てか久しぶりに書いたからキャラの口調が掴みきれてない+

ドンマイ*+


ていうか、02短くてスイマセン(*´∀`*)





2005/09/22  Ryuga Naoto